2019年にプレイしたゲームの感想
ゲームにまつわる話題の日本語はもう一生書かねえ! とかなかば意固地になっていましたけど、冷静に考えたら毎日のようにTwitterでゲームの話してるし、Twitchでは(誰も観ていない)ゲーム配信してるし、結局やってんじゃねえか! って気づいたのと、やっぱ人間たまにはアウトプットせんとどんどんアホになるなって思ったので書きます。
タイトルのとおり、2019年にプレイしたゲームのインプレッションになります。基本的に並びはプレイした時系列順で、一部例外を除きほぼすべて”クリア”したものです。また、ゲーム以外でも「こいつはe-Sportsだな」ってなったイベントも含みます。画像も挿入してリッチにしたかったんだけど、いま実家に帰ってて環境が諸々クソなのでやりません。もしかしたら後日手入れするかもしれません。
前置き終わり。
セガNET麻雀MJ
いきなり e-Sports 味が強すぎる。でも実際2019年最初にプレイしたのはMJだった気がします。なんだろな、全然興味なかったんですけどね、MJ。正月に課金キャンペーンやってて。久々に麻雀やりてえなっていう思いと合身変形して1万ほど突っ込んだわけです。でハマった。
何が良いってテンポが良いんですよ。MJ後にいろんな麻雀ゲーやりましたけど、これほどテンポが良いのは他にない。雀荘でこんなスピードで打ってたら先ヅモだろっていう。これが俺のマインドにバッチリフィットしました。あと、勝てたんですよね。自分で言うのも何ですが、麻雀わりとやれる方だと自負してたんですけど、なんていうか、わりと雑に打っても期待以上に勝てた。
ここまでだったら「良かったですね」で終わるんですけど、MJの恐ろしいところ、あるいは真価は別にありました。アレ、課金要素を卓に乗っけられるんですよ。”聖晶石賭けて麻雀打てる”って表現すればその邪悪さが伝わるでしょうか。
べつに欲しいアバターがあるとかじゃなかったんですけど、まあなんせ勝てるもんで、ガンガン増やしていったわけです。初期投資1万円だったのが、最終的にチップ5万超えてたと記憶してます。半年くらいかかったかな。
オチはどないやねんとおっしゃいますとシンプルで、その5万のチップ全部溶かしました。おそらくMJに実装されている最凶のハイレート卓で。酒を呑みながら。それが7月くらいの出来事だったので、半年くらいは遊んでいたことになります。安上がりなゲームだ。
ちなみに、そのときの動画はTwitchビデオにちょっと前まで保存してあったんですが、改めて見直したところ余りにも見苦しかったので全部消去しました。
あ、麻雀自体はまだ打ちたいのでメンツ必要だったら24時間いつでも呼んでください。
グランブルーファンタジー
ほんとにやってんのか? って突っ込まれそうですが、一応まだポチポチと続けています。これは本当に運がよいというか縁があったというか、いわゆる天井人の墓場団に入れていただけたおかげで、古戦場だけちらっとやってる風のクソきくうしさまになれました。
あとからプレイ開始した人らにガンガン進行度抜かされてますけど、いいんだ。俺の空はもう灰色に染まって二度と蒼くならない。それが俺の空なんだ。古戦場とタダガチャが楽しみという終末のエンターテイメント。
そういや今やってるガチャピンじゃんけんバトル、+1で100連、グランデフェスで200連を引くという鬼引きを見せたので2回天井いけそうです(タダ石とチケット合わせたら素で3回叩けるくらいある)。
ま、マグナ2実装あたりからまともにやっとらんから強さはゴミなんだけどな! ガハハ! 水なんか未だにジェネリックヴァルナ編成やぞ! ガハハ!!
ごめんなさい、エデンあと2本追加します……
プリンセスコネクト!Re:Dive
ある意味では今年一番プレイしたゲーム。クランを転々とし、所属していたクランが爆破されたのを機会にクランを新設。新生児も受け入れてなんやかんやと4ヶ月、ようやくクランバトル1300位が見えてきました。
これは本当に賛否両論あると思いますが、最初のうちは日々クランメンバー全員の戦力を記録していました。サイコパスかな? って言われそうですけど、新規プレイヤーがモチベーションを維持できているか=継続的にプレイするかどうかってのは、引っ張り上げる上位層の意欲に関わる。やる気のないプレイヤーを放置したら最悪エース級が抜けちゃうなっていう危機感から始めたことでした。
あわせて、クランバトルでも成績表みたいなものを作っていました。加重平均なんつーと大げさですけど、ちょっとした指数みたいなもんも定義して。
したら面白いことがわかったんです。キャラクターが整っていないプレイヤーが結構な打点を叩き出してたり、逆に高戦力のプレイヤーが「は?」みたいなスコアだったり。Googleスプレッドシートで値を見比べると文字通り色濃く出る。すげえ! からナメてるやつで賞まで。
俺は思ったんですよ。数字は嘘をつかないなって。
というわけでプリコネは遊びではありません。今後ともよろしくお願いします。しばくぞ。
Fate/Grand Order
神ゲー。説明終わり。
ところで素朴な疑問なんですけど、みんなこれ本当に心底面白いと思ってプレイしてるんでしょうか。
ALTER EGO
『FGO』に登場するクラスではない。なんかいきなり出てきた雰囲気ガチ系なめこ栽培キット。文学作品がテーマになっている。ドグラマグラは高校生のころクラスメイトから誕生日プレゼントにもらった。
面白いかどうかって言われたらまあなめこ栽培キットなんですけど、世界観が大変よろしい。あと、一応きちんとゲームとしての締めが存在するのも好印象でした。
惜しいなと思ったのは課金周り。要するに課金したら広告を排除できるものの、この広告がゲームの良さ・没入感を著しくスポイルする。俺なんかは開始5分で課金しましたけど、これはどうだったのかなあ。
商業的には広告モデルとの併用が安定に決まってんだろアホかって罵倒されるのはわかってます。けど、ここまでシュッとした作品なら最初から売り切り型にしてほしかった。個人の感想です。
GRAVITY DAZE 2
存在を忘れてたけどPlusで無料きたのでやったやつ。主人公がスケベすぎるゲーム。シナリオが進むと褐色ドスケベから神聖スケベにシフトする(これネタバレです)。処女性にスケベを見出すんじゃないッ!
ゲームとしては1から変わってねーなーというか、追加するべきものが追加されるべくして追加されたな、くらいの印象。プレイフィールの地味なダルさは改善されず、操作感の微妙な悪さも据え置き。そういう作品だと考えるしかない。でも次出すならもっとキビキビした動きにしてもいいとミヤコは思うの。
バトルパートが全然楽しくなかったのと、スニーキングミッションがゲロ吐くほどつまんなかったのは、あくまで俺が下手クソなのが悪いのであって、ゲームに罪はないと信じています。これがゲーム性善説です。テストに出るので覚えてください。ゲームがつまらないんじゃあなくてテメーがつまらねえんだよ。
エースコンバット7
オッ!? 3か!? 3ネタか!?!? って期待させといて普通にただのエースパイロットだったので星1つです。
テーマはそれなりに面白かったです。自動工場が云々っていうのは後述の十三機兵とかぶっていたのも興味深い(タイミング的におそらく本当に偶然)。物書きの間で流行ってたとかなんですかね。SFシーンとか全然知らない。楽園の泉読んで以来一切触れてない気がしてきたのでなんか本でも読みますか。
ゲームの部分はよく覚えてません。機体のツリー解放していくのが楽しかったことと、最後軌道エレベーターの中を突っ切ることだけは辛うじて記憶に残ってます。なんでだろ。つまんないとも感じなかったし面白いとも感じなかったのか。あ、対戦が色んな意味でアレだったこと今思い出したわ。なんやねんアレは。
VRでプレイしたら結構よさげみたいな話は耳にするので、今年中に Oclus かなんか適当に買って Steam 版で遊んでみてオラついてみたい。で長時間起動するのは VRC と Paradise Island になるってオチまで読めた。
[2020/01/03:00 追記]
バイオハザード RE:2
いやあ面白くてビックリした。Speedrunとかはやらなかったけど、結構周回した。4が好きだったけど5は最後の左フックしか覚えてないな? 6にいたってはシェリーのおっぱいしか覚えてねえ! 7は怖すぎて無理だわ! みたいな人にオススメ。ようするに俺だ。
なんつーかこう、バイオシリーズの良いところ・エッセンスを抽出したなあと。得てしてそういうことするとちぐはぐになりがちですけど(どの作品がとは言わない)、それもない。リメイクで完成度がこのレベルで高い作品って何がございますかね、って脳を検索したらSFCのドラクエ3がヒットした。つまりはそういうこと。
ホラーゲームなのにとにかく快適。それが楽しさの根源。テンポの良し悪しなどその一端に過ぎないということを教えてくれる。だからって怖くないってわけじゃなく、なればこそ怖いという部分もある。えらい。とにかくえらい。
Twitchでもいまだに粘着してる GAIJIN が山程いるし、視聴コンテンツとしての適性も極めて高い。5名ほどフォローしておけばいつでも『RE2』のスピードランを視聴できるぞ。ここは狙ってできたことなのかはわからない。
あと、Pornhubでとんでもなく完成度の高いエッチ動画がアップロードされているのでがんばって検索して観ておいてください。
ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~
あ……ありのまま今起こった事を話すぜ! 「おれはアトリエシリーズを買っていたと思ったらシムシティをプレイしていた」な……何を言っているのかわからねーと思うが(後略)
完全にファン向け。アトリエはプレイしてないやつのほうが少ないぜ! くらいイキっていないと厳しい。個別のキャラクターの掘り下げも極めて薄味なため疎外感すらある。外野席で応援する野球ファンみたいな気持ちなんじゃないでしょうか。知らんけど。いや本当に知りません。
もともとはスマホ向けに開発してたんじゃねーの? みたいなチープさが端々から滲み出ててそこはひどいんだけれど、最終的にハードランディングでも着地しているのは見事。大破していても死人は出ていない、とでも言えばいいか。
ゲーム部分(とりわけ探索パート)で心底ひどかったりする。が、アトリエをやっていたら思わずニタニタしてしまうような演出はちりばめられているし、なにより”ものすごく時間に厳しい”というのは近代アトリエのダラダラしたプレイフィールとは一線を画するオーセンティックなものだ。たぶん初見プレイだと本当にクリアはギリギリになる。
「アトリエといえばテラフラムだろ」「金策といえばトラウアタロット」「ダメージは5桁出て当然」な連中だけはプレイしろ。ただし繰り返すけどアトリエではないから注意しろ。
Apex Legends
良いセックスのレジェンズ。言わずとしれた例のアレ。三人寄れば文殊の知恵もしくはクソヌーブ。「下がれ! 下がれって! いるって! 無理だって! あー死んだほらやっぱり」。
ルートボックスになんのタクティカルアドバンテージもない系(『Overwatch』みたいな感じ)なので、真の意味の無課金に限りなく近いプレイが可能。だからこそ民度が低くなる。人間の業。
小学生とチンパンジーで場が満たされるだけなら別に構わない。『スプラトゥーン2』だってエモートに「FUCK YOU」があったら多分一番それが使われる。んだけど、本作の場合チーターが増えすぎた。それでやめてしまった。
それにしてもなんというか、FPSで可能なチートの総集編みたいになってた。オートエイムからウォールハックはまだヌルい方で、知的レベルTier 1な連中は無敵チートとか舞空術とか使ってた。博覧会やめろ。いや笑ったけどさ。やる気はなくなるよね普通。
新シーズン開始! ってTwitchでバカスカ宣伝するのは構わない。ので、頼むからチーターへの抜本的対策をですね。どうせまだいるんでしょ? って疑念を払拭してほしい。それが無理なら有料化してくれ。それできっと全部解決すっからさ!
ドミノ・ピザ
ピンとくるか「お前は一体何を言っているんだ」かであなたの生態系がわかります。みんな大好き某掲示板でいっとき流行ってたやつ。
ご多分に漏れずあまりお外に出すべきでない話題だという自覚なので詳述は省きますが、要するに”ドミノ・ピザのクーポン周りの仕様がおかしかった”。まあバグですよバグ。俺が観測した最強の注文では100万円くらい値引きされてた。そんなの注文できるわけねえだろ! ピザ屋でデバッグしてんじゃねえ!
さすがに値引き何万円とかは店舗でストップが入っただろうけど、数千円程度なら普通にオーダーが通ってしまっていた。2019年の一時期ドミノ・ピザばっか食ってた連中は少なからずいると推察されます。不健康だなあ。
一瞬だけイタチごっこが発生し、カードゲームのデッキ構築のような様相を呈していたのでゲーム認定です。いやあ e-Sports でしたよ。
キャサリン・フルボディ
アトラスのテトリス。のリメイク。追加シナリオとオンライン対戦を引っさげて堂々登場。細々と調整が入っているので、前作プレイ済みでも問題なく楽しめるし、むしろ感心できるだろう。酒のトリビア周りの強化はオッ! ってなった。キャサリン、酒がすすみます。
これはもう該当するクラスタで散々議論されたであろう(観測してない)話題として、追加シナリオの内容の是非。俺の感想としては、忖度なのか変化球なのかわかんないし、真面目にやってるのか笑いを取りにいってるのかもわかんないので、もうちょっと直球でもよかったんじゃないかな、ってな具合です。でも嫌いじゃないよ。いいじゃねえか、ドラゴンカーセックスだって一般性癖だ。
実を言うとオンライン対戦ほとんどやってなくて現状は知りません。知らない人向けに念のため説明しておくと、本作は言葉遊びではなくガチめに e-Sports 認定されている。多分どうぶつタワーバトルくらいには e-Sports。でもパズルゲーのネット対戦って絶対魔界化するよね。怖いよね。戸締まりしましょう。
そういや Gamebryo の試験っていうお話はどこいったんでしょう。どうでもいいか。
APE OUT
ゴリラ・JAZZ。以上。『Jazzpunk』と合わせてプレイしたい。嘘です。
これで大体説明できちゃうからなあ。
ニューヨーク旅行
思うところあったので2週間ほど東海岸に行ってまして。お上りさんムーブで色々立ち寄りました。けどそれはゲームではないのでおいておきましょう。
マンハッタンの中心部のバジェットホテル(それでも結構なお値段する)とってウロウロする日々。そして毎日のように欠かさず通ったのが Dave & Busters。どんなとこかというと、ゲームセンターとレストランとバーが合体したようなもの。日本だと風営法その他諸々で無理なやつ。
日本で言うところのビデオゲームは一切なく、いわゆる大型筐体とプライズマシンだけ。プレイはプリペイドカードにチャージする方式が採用されている。
そして日本との最大の違いが、ゲームのスコアに従ってチケットが配られる台が存在する点(これもカードで一元管理される)。であるから、見た目こそゲームゲームしてますけど、つまるところ子供向けカジノですわ。
でも俺はアラフォーのオッサンなので可愛げのないプレイングをしまくりました。まず、どのゲームが効率よく稼げるかを研究しました。で、結論として2つのゲームを見出しました。よかったですね。
よくねえ。本当に重要なのは「ハイスコアボーナス」だったんです。そのハイスコアってのがオールタイムではなく、日々リセットされるというのがキモ。もうおわかりですね? 開店直後に入っていって該当する台すべてでハイスコア取る例のアレです。アレってなんだ?
わざわざニューヨークまで行って何やってんだと思われそうだし自分でもそう思いますけど、Dave & Busters のロゴ入りグッズを山のようにゲットできたので余は満足じゃ。交換所のスタッフには「またお前か」みたいに言われました。そりゃそうだ。
ちなみにバーは全体的にすごくレベルが高かったです。
ルルアのアトリエ
ホウ、アトリエで4作目ですか。見事なものですね。たしかトロコンまではやった。
「最近のアトリエでしたよねー」ぐらいの感想しか思い浮かばないのは何故かと記憶の糸をたどってもプツリと途絶えている。もしかしたら思い出してはならない忌まわしい何かを無意識のうちに封印したのかもしれない。
ので攻略サイトを閲覧しながら強引に記憶の扉をあけた。ああ、そういやこんなゲームもやりましたね。ええ、今思い出しましたとも! なんかえらい簡単に時空超えとったな! おうおうそうやそうや、おっちゃん最近物忘れが激しくてな! 歳のせいかもな!
ロロナの娘! っていう触れ込みで切り込んでたはずなのにオチが最低だったんだよ。それ忘れたくて忘れてたんだ。俺の脳は都合良くできている。なのでもう一度忘れることにします。
あ、賢者の石でカレー作ってたのは笑ったのでそこだけ覚えておくことにします。
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
このゲームが2019年で最高のゲームだったことは論を俟たない。アクションゲームとしてここ20年くらいで幅とって比べてもトップクラスなのも疑いようもない。『スパイクアウトFE』の次くらいじゃない? これ対話の余地ある?
正直、「2019年はSEKIROが一番だった!」って言うの、他に何もゲームやってないっていう主張とほぼ同義なんじゃないかとすら思う。殿堂枠。
こんな不気味なくらいデキの良いゲームを俎上に載せて「日本のゲームが!」とか主語デカくすんの心底気持ち悪いからやめてね。
それはそうとしてDLC楽しみですね。次の弦一郎くんはきっとうまくやってくれるでしょう。
殺人探偵ジャック・ザ・リッパー
再確認しておきますが、俺は日本一ソフトウェアに全幅の信頼をおいています。無論裏切られない保証があるわけではありません。つーか2:8くらいで裏切られてる。格ゲーのダイアグラムでいえばクソマッチですよ。共依存かな?
なまじ『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』のシナリオが良かっただけに、テキストアドベンチャーでもワンチャンあるやろという信条のもと購入。結果は8の方だった。知ってた。
文章の全体的な調子が終始ラノベチックというか中二ノリなんだけど、日本一に粘着してるようなのは俺みたいなオッサンくらいのもんじゃないだろうか。ミスマッチではなかろうか。……いや……最近のゲームではよくあることか……
ゲーム部分はオールドスクールすぎてコメントに困るんだけど、一部のエンディングが突拍子なくて笑えたのは覚えてます。『ラジアントヒストリア』みたいな。評価できるのはそれくらい。
十三機兵防衛圏 プロローグ
もう本編出ちゃってるから何ともないんですけど、これプレイした当時はビビりましたね。「えっ!? このノリで延々とアドベンチャーやるの!?」って。やっぱバトルパートの有無は大事なんやなあって今ならハッキリとわかります。でもアドベンチャーがダラダラしてんのは本編も変わらんかった。
本作のポイントはやっぱり有料で売ったこと。悪くない前例だと思いますよ俺は。Steam でなんぼでもあるα版商法が正しいとは言いませんけど、家ゲーでもそういうのもっとあってもいいじゃない。
追放選挙
殺人探偵ゲオで売ってその金使ってその場で買った。共依存かな?
いやもうノーコメントだよノーコメント! ナメてんのか! テーマがゲームに落とし込まれてなくて単なるダラダラしたノベルゲーだし、オチも「はい」って真顔になるやつだった。
次の日本一ソフトウェアはきっとうまくやってくれるでしょう(次が無いことを知るのは数カ月後)。
不明熱発症
これは完全に e-Sports なんですが、4月末にすごい高熱がいきなり出まして。すわ季節外れのインフルかと救急かかったんですけど「まあなんともねえな」で帰されて。やっぱ病院ってクソゲーだわって呻きながらGWを過ごしてたわけです。
なんとか熱引いたかなー、って普通に出勤したけど妙にだるい。急に寒気がしたり意識が飛びそうになったり。睡眠時間はきちんととってるから、酒の呑みすぎかなあとか下手の考えを続けた。けどさすがにどっかのタイミングで気づいた。「熱出てるじゃねえか!」
最初は風邪ぶりかえしたんかなと思って有給とって休んだりしてみたものの全然治る気配がない。38度オーバーの熱が出たり引っ込んだりを繰り返す。なんだこれ。俺平熱35度台だからクッソしんどいんですけど。
でもまあ人体は万能なのでそのうち治るやろ、と出勤続けてたら諸々悪循環が発生し、上の方に報告したら「検査しろ、休め、治してから出てこい」とお達しを受けました。ホワイト……ホワイトだ……DTP に使うモニタの解像度が iPhone 以下だけどホワイトだった……
しかし問題なのはここから。北野病院で精密検査を受け、いくつかの病気の可能性を模索するもヒットせず。人によっては「詐病だろテメー」って罵ってくれそうですけど、白血球の値はガツンと上がるときに上がるんですよ。なにこれ。
結果、ついた病名は「不明熱」。身も蓋もねえ! でもれっきとした病気らしく、傾向はいろいろあるけど”そういうこともある”っていう結論に達しました。そしてまだ治ってません。しんどい。
さすがに6月ごろよりはだいぶ発熱の頻度は下がってきてるものの、あいもかわらずちょくちょく37度台の発熱してて、だいぶ e-Sports 感出てきました。
ちなみに今も発熱してます。ていうか発熱したから振り返り記事書くことに決めました。あ、いまのオチです。ご査収ください。
ベヨネッタ2
ええ、ええ。今更ですとも。借りる機会があったので。
おーベヨネッタじゃん、この移動が微妙にダルいあたりもベヨネッタじゃん、とか感じたけど「そういやベヨネッタってどんなゲームだったっけ」と自問自答することになった。ダッヂオフセット以外のすべての記憶が失われていたのだ。
続編出す気満々な終わり方してましたけど進捗いかがでしょうか。『Viewtiful Joe 3』、心よりお待ち申し上げております。会社が違う? そうだっけ?
それなりに楽しめたけど、もうなにはなくとも『SEKIRO』のあとにプレイするべきではなかった。星のめぐり合わせが悪かった。次のベヨネッタはきっとうまくやってくれるでしょう。
Observation
プレイヤーがAIとなり、宇宙船に設置されたカメラを視点にして様々なアクシデントを解決したりなんやかんやしたりするアドベンチャーゲーム。
今の説明で「あー宇宙の旅ね、完全に理解した」って方、おおむね正解です。HALになろう! んー、じゃあどうなるかもだいたいワカっちゃいますよね。うん、そうなんだ、すまない。
マジでそのままやるやつがいるか! という点で、『このオチがひどい 2019』のゴールドアワードを受賞しかねないやつです。パ……オマ……インスパ……スピリチュアルサクセ……
どうでもいいようでどうでもよくない問題として、クライマックスのシーンでOoBできちゃったこと。結構ゲッソリしたんですけど、さすがに今のバージョンでは直っているでしょう。直ってるよね?
グランブルーファンタジー ヴァーサス β
アーク格ゲーなんて1ミリもまともにプレイできない勢だけど、グラブルと聞いて黙ってはいられなかったんだ。そういう人、結構いたでしょうね。先に言っときますが、製品版はシリアルコード目的購入勢の影響のため一瞬で値下がりすると思われるので、ソシャゲの方に興味ない人は購入ワンテンポ置いたほうが良いです。
ゲームは……うん、わかんねえな! グランが動く! フェリちゃんが動く! ボタン連打! コンボ! ワーイ! やったぜ俺は未就学児童だ。
正直に申し上げて深い読み合いとかが発生するゲームには思えなかったんだけど、アーク勢にとっては違ったんでしょう。そう考えると間口が広いのか。
正式リリースが楽しみですね。ローアイン使って無限に騎馬戦パなす予定です。
Bloodborne
PS Plusフリプでダウンロードするだけして放置してたやつ。『SEKIRO』で意識が極限まで高まったから消化した。
いやーいいですね。ラブクラフト全集途中で読むの止まってるけど再開したくなる抜群の世界観。狂気の描写はピカイチ。でも内部データから考察を深めるのはちと無粋だと思うの。ゴモリー、お前のことやぞ。
ゲームもえげつないほどムズいってわけでもなく、それなりにスムーズに進められた(簡単だったという意味では決してない)。『ダークソウル2』が絶望的に肌に合わなくて『3』もやってないんだけど、今なら楽しめる気がする。人は環境の生き物である。
あと、一部のクラスタで「グッとやったらメロンソーダが出てくる」っていうミームが流行っていた[要出典]のの元ネタが輸血液だとわかっただけでも満足です。誤解かもしれません。
Bloodstained: Ritual of the Night
死ぬほど久々ですねメトロイドヴァニア。なんか東方シーンとか海外フォロワーではちょくちょくクローンあったみたい(っていうかあった)ですけど、こういう形でIGAゲー出るのって何年ぶりざんしょ。『奪われた刻印』以来か? あ、一応『Harmony of Despair』があったか。でもあれはちょっと違うしなあ。
ともあれ個人的には10年くらい間が空いてしまったジャンルであり、かつそこそこ思い入れのあるジャンルでもあるわけで。ずっと楽しみにしてました。
蓋を開けてみれば……期待通りだこれ! なんというか、顧客が本当に必要だったものの大部分が入ってる感じ。大変具合がよろしい。メインシナリオ進行に必須のアイテムがだいぶ理不尽な場所に配置されたりもしたけど、昔風のゲームってことで俺は許すよ。
それゆえ、すっげえ気になったのが一点。日本語が変だったのよ。もうそりゃあきらかに変。シナリオの原文が英語でそれを日本語堪能な外国人が翻訳したのかな? みたいな強烈な違和感。改行とかも怪しい。合わせ技で声優の演技も怪しい。「ぶっ殺しておくれー!」じゃねえよ。それのせいかどうかはわからないけど、登場人物のキャラクターにブレを感じた。
2019年で一番画竜点睛を欠いたゲーム。
Muse Dash
スケベな音ゲーと聞いて黙っていられなかったんだ。やってみたら健全系エロだった。健全系とは。ようするに『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』ですよ。あれを健全と主張していきますよ俺は。
ゲームはうん、太鼓の達人ですね。曲は教養低めのシャレオツでゴキゲンなやつがズラッと。最近の音ゲーって収録曲多すぎてウッってなっちゃうんですけど、やっぱ歳かな。
Spotifyにだいたいの曲があるが、本当に聞きたいナンバーは数曲しかない。
マジカミ
いわく「ブラウザゲーム史上最高制作費12億円」。いわく「新世代型アーバンポップ魔法少女RPG」。いわく「ダイナミックなHシーン」。触った瞬間に伝わってくる”カネかかってるぜ”感はたしかに唯一無二。
『まどマギ』やら『ペルソナ5』やら『スプラトゥーン』やら『グラブル』やら、もうなにがなんでもパクれるもんは全部パクったれやという強い意志を感じるのもポイントが高い。それでいて根っこの部分は完全にDMMのブラウザエロゲーであり、そこからは脱却しない(できない)という世界の真理を背負っている。
グリグリ動くスケベシーンは「ふーん、エッチじゃん」ってなるんだけど、いざ”使用”してみると動きの単調さが強調されて少々不思議な気分になった。これが不気味の谷ってやつか。違いますね。あと、最近は静止画が増えてるっぽい。
なんで「最近は」って言うかというともちろんプレイをやめちゃったからですね。なんだろ、ヤバいくらい底が浅いんですよ。少なくとも止めた時点ではそうだった。イベントはオート放置するだけの虚無ゲーだし、それができるかどうかはガチャ運次第だし、対人要素はまさに札束バトル。これはいかんでしょ。
どんだけリソース注ぎ込んでもゲームがちゃんとしてないとダメやな、と学べる教育的素材。土台は良いので今からでも大改修してほしいけど厳しいでしょうね。これだからガチャは……
じんるいのみなさまへ
[直球でいきます]
今年のGotY。PS4史上最低のゲーム。それどころか、この四半世紀で最悪の一本である。
ゲーム云々以前で、当然のように商品として成立しておらず、ジャンルをあえて定義するなら「詐欺」もしくは「犯罪」。
Steam でリリースされてる100円ゲーを買い漁って虚無だなんだと叫ぶのがどれだけ虚しい行為か痛感できる。俺これ発売日に限定版をフルプライスで買ったからね。
何がダメってもういちいち挙げてったら2021年が来ちゃうので、Amazonのレビューか「じんるいのみなさまへ クソ」の検索結果あたりを参照してください。やべーぞ(ゲームという文化に対する)レイプだ!
昔、専門学校の卒業作品の取材をしたことがあるんですけど、冗談抜きでそれ未満。どうなってるんだ? これ本当に人類が制作したのか? じつは Google のゲーム制作AIの実験的タイトルだったりしない? ”じんるいのみなさまへ”ってそういう?
本作と例の増資、レガリア発売延期のジェットストリームアタックをもってして「日本一ソフトウェアは死んだ」と認識することとします。俺なんか間違ったこと言ってる? や、間違ってたらすぐにでも訂正します。マジで。
そんなにほざくなら何がどうヒドかったんか具体的に説明してみいやっていう向きもあるかなと思いましたが、書いたらただの罵倒では済まなくなるので、もし興味ある方いらっしゃいましたら個人的にお伝えしようと思います。核戦争の災禍を忘れるな的な意味合いで。
いやあスゴかったぜ。死ね。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
誘われたので始めた。こんなもんイチからプレイするほど余命残されてないので、がっつりジャンポ買いましたとも。記憶の捏造なかなか難しかったので、公式でなんか適当に動画作ってくださいよ。強くてニューゲームじゃあダメなんだ(ダルいから)。
まあそんなひどい状態でプレイしたけれど、メインシナリオとても良かったです。エメトセルクかっけー。ヒカセンかっけー。双子がエロいッ!
パッチワークみたいなお使いクエストを連射してくるのはさすがに気になったんですが、様式美ってことを歴史から学んだんで、そこはそういうものなんでしょう。でもぶっちゃけオミットしたほうが……あ、ごめんなさい新参者が生意気な口をきいてしまいました。
MMORPGとしては、エデン零式装備一式そろえてIL470にするくらいまではわりとガッツリ楽しめていました。で、絶やるか! ってなって2週間ほどやって「なるほど俺には向いていない」と確信に至り、リテイナーを回すだけのゲームに成り果てました。次のエデン来たら本気出す。
同じゲームをずっとやってたら精神衛生によくないしね!
ファイアーエムブレム 風花雪月
2019年の頂点のタイトルの候補のひとつ。おそらく『SEKIRO』を選ばなければこちらになる。
何が素晴らしかったかはとうの昔に語り尽くされてるし、数少ない問題点も同様だろう。もう今さら特別言うことねーかな……。
プレイフィールとしては『外伝』または『エコーズ』が一番近かった気がする。でもそこまで大味じゃない。でもターン巻き戻しは『エコーズ』からよね、うん。神速とワープで速攻するゲームになるのは『FE』だから仕方のないことなんだ。そういうシリーズなんだ。
年末に配布されてた先生の衣装、どう見ても亀甲縛りでSMしている怖い人なんですけど、あれは意図的なものだったんでしょうか。先生! 先生!! おぬし!!!
アストラルチェイン
良くも悪くも「最近のプラゲだなー」ってなる作品。幽波紋を使ったチェインアクションはある程度成立しているが、革新的な領域には至らず、”良質だけどさほど魅力はないアクションゲーム”止まり。やり込む人は結構な物好きだと思われます。
『ベヨネッタ』のアフターバーナーなんかがよく指摘されますけど、本作もとにかく不要なものが多い。制作陣の悪癖のようなものなのかもしれない。いやどう考えても捜査パートいらんでしょ。面白いわけないじゃん。コナーです。なんならアイテムドロップ要素もいらなかったんじゃないかな……。
ちょっとした特徴として、楽曲数が少なく、それがプラスに働いていることが挙げられる。限定版のサントラに収録されてる曲のほぼすべてが耳に残ってる。これは最近のゲームではわりとめずらしい現象じゃなかろうか。
次のチェインアクションゲーは『パンドラの塔』っぽいやつでお願いします。
ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
先に述べてしまいますと、「常闇の女王」要素と「ばいばい、アトリエ」要素、まったくないです。いやあるけど最後だけだよ! ラスボスとエンディングの話じゃねえか! トレイラー詐欺やめろや!
ルルアからエンジン一新しました的なことを言ってたような気がするがほぼ変わらず。伝統と格式のゼログラビティジャンプやムーンウォークには変化ありません。気のせいだったんだろうか。
アトリエシリーズとしては、良くいえばかなりソリッドに、悪くいえば単純になった印象。例によって例のごとく締め切りルールは失われているので緊張感は存在しない。ダラダラと採取しダラダラとレベリングしダラダラと強化する、普通のJRPG。バトルのシステムも新しいようで古く、根っこの部分では昔ながらのATB。もう少しプレイヤーが技術的に介入できるようにすれば一気に変わったかもしれないだけに惜しい。
調合パートは先に述べたとおりシンプルなんだけれど、強いアイテムを作る際に一気にアイテムを突っ込んでいくのは結構気持ちよかった。
あと、散々ネタにされたライザの太腿、俺すっげえ良いと思うんです。よくある華奢な女の子が旅する表現について「その肉体で冒険は無理があるでしょ」って、どうしてもうがった見方をしてしまうんだ。そこにきてあの太さ、説得力の塊だよ。フィジカルを感じる。
念の為に最後にもう一度繰り返すけど、トレイラー詐欺やめてね。二度としないでね。
グノーシア
人狼ゲームをテーマにした作品。まず大前提として、俺は人狼が嫌いです。ゲームとしてまったく受け入れられない。破綻しているとすら考えています。
で、それをふまえて「人狼のクソさ」をきっちりゲームに落とし込んでるのが本作のミソです。搦手できた『レイジングループ』とは別のアプローチ、つまりわりと真正面からゲーム化している。
人狼なのにプレイヤーのパラメータ振りやレベルアップの概念があったり、スキルがあったり、結構無茶苦茶やってるのに「まあ人狼ってこんなもんだよな」って謎の納得感がある。議論パートは実質は無なんだけど、そもそも人狼が無だからそこもOK。
メインシナリオの進行を議論パートの条件クリアにフラグ設定したのも実に賢い。「これならまあそうなるよな」って思える。議論の内容を想像する理由も必要もない。よくできてんな。
しょうもないもんをテーマにしながらそこそこ面白く仕上げてきた怪作。残された謎は、本作が Vita でしかリリースされていないことだけだ。
Unrailed
パズルアクションだ! 素材を集めて線路を作ろう! 列車の進行上にレールがなくなったらゲームオーバーだ! 以上!
幼稚園児でもプレイできそうなくらいシンプルなルールだけど中毒性がある。進行に応じてステージギミックが追加されていくのでダレない。気づくと2時間くらいプレイしていたりする。
本作の真価は3人以上で、かつボイスチャットしながらでのプレイで発揮される。言外の連携が決まるととても気持ちよくなれる。逆に、2人以下でやるとちょっと寂しい。プレイするときは友達にギフトを贈ろう(もらった側の言い分)
Hunt:Showdown
ちょっと昔の世界観でやる『Apex Legends』。説明めんどくせえ。
3人のプリメイドチームかつボイスチャットありが大前提のソーシャルな設計は、古典的とみるか先鋭的と見るか難しいところ。普通にゲームをプレイするまでのハードルが高い。
面白いのはボスの存在。先手必勝で倒せばいいというものではなく、漁夫の利狙いなどの駆け引きが発生する。とても厄介。エイムおばけかチーターかわからんようなやつがゴロゴロしている。
ほぼプレイしなくなってしまったが、原因は明白。先述の通り、そもそもメンツを集めるのが難しすぎるのだ。正直設計ミスだと思うんだけどなあ……。シングルそんなに楽しくないし……。
レティクルが画面中央にないのは許しません。
極限脱出ADV 善人シボウデス
続きモンなら先にそう言えや。言ってなかったですよね? どうだっけ……。
『999』をやっていないとまったくシナリオを理解できない設計。でもそんなもん完全に忘れとるわ! 何年前やと思っとるねん! わしはおっちゃんやぞ! 記憶力には自信あらへんねや!
2012年かあ。Joystiq jpで記事書いた記憶あるんすけどね。もう8年前? マジで?
しかたなく『999』のシナリオを検索したら『シボウデス』のネタバレを力強く食らって、思わずガッツポーズしちゃったね。あれ書いた人はわざとやってると思う。いいセンスだ。
アドベンチャーパートは古き良きという趣で、つまるところ結構難しい。ぼさっとプレイしてクリアできるような内容ではない。一方でシナリオ分岐周りは刺身のタンポポみたいなフラグ管理しかない。演出周りはダルい。
物語は完結せず、『999』のような驚きもないまま『刻のジレンマ』に続くわけだが、そっちがあまりにもダルくて積んでしまったので結論はまだ出せない。ん? いまダルいって
ジム通い
2019年の裏 GotY であり、最強最大の e-Sports。まだ3ヶ月足らずだけど目に見えて筋肉がついてきていて、とてつもないゲーム性を感じる。そら『リングフィットアドベンチャー』売れるわ。筋肉は正義。筋肉は裏切らない。筋肉が正しく導く。
決め手は超近所(徒歩1分)のところにエニタイムフィットネスがあったこと。人間、意識しなきゃ無視してしまうもので、興味をピクチリ感じてこず、去年ジムにちらほら行ってたときもわざわざ徒歩15分のコナミスポーツクラブまで行っていた。べつにプールとか使わないのにさ。
じゃあなんで唐突に? というと、やっぱり不明熱の影響でね。なんとかいろんなアプローチで改善できねーかなと。きっかけはそんなところ。継続できた最大の理由は”マッチョが多いこと”。人間は筋肉を見るとテンションが上がるように創られている。神は偉大だ。神もきっとマッチョに違いない。
それはさておき、近いってのは本当にバカでかいアドバンテージで、ジャージで突撃して思いっきり汗かいてそのまま帰宅してシャワー。完。これが贅沢なムーブだということは理解していますが、もしジムに興味ある人いたら「家から近いところにしろ」と強く主張していきたい。徒歩10分超えたら鉄の意志が必要になるよたぶん。俺には無理だ。
ちなみにエニタイムには別にいろいろ良いところがある。マシンしかないからストイック系マッチョしかいない=わりとマナーがいい(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町の客層は限りなく老人ホームに近い)・マシン拭き上げにアルコールティッシュを用意してくれているので清潔(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町は小学校で10年くらい使われてるような雑巾しかない)・スタッフがニュートラルかつ親切(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町は常連と雑談していることなど日常茶飯事)・24時間営業だからいつでも行けるという安心感がある(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町はすぐ閉まるし年末年始は営業していない)・比較的安価(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町はやたらと料金プランが実装されてる上に地味に高い)・土足OK(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町はわざわざ靴を履き替えなければならない)・トイレがきれい(コナミスポーツクラブ梅田茶屋町は10年くらい前の御堂筋線の便所みたい)など、書き始めたらきりがない。
まあ、その、なんだ。あれだ。「運動を するんだよ」。
GTFO
プリメイドチーム&ボイスチャット前提ゲーを今年は何本かやった気がするが、『GTFO』はその性質が一番濃い。もはや4人揃えないとゲームにならないとすらいえる(いや、ならなくはないんだけどさ)。
残念ながら、現状のデキでは『Payday』と比べることはできない。2019年内に無理やり間に合わすためにひとまず出したんじゃないかと邪推してしまう。武器のビルドパターンは貧弱で、やることは近接スニークキルばかり。ドンパチ状況がほぼペナルティのような扱いで(Rundown C1除く)、撃つカタルシスはあまりない。無論、そういう世界観であることは理解する。だが同意はできない。もう少しやりようがあったはずだ。
演出や世界観は抜群で、ダイナミックなホラーまたはミステリー、そしてSFになっている。ゲームを起動するだけで鳥肌がたったものだ。が、それも現段階で実装されているパターンは少なく、肝心要の探索マップが代わり映えしないのは残念だ。ある種のリアリティなのかもしれないけど。
いずれにせよいまのところ未完成品で、「今後に期待」のパターン。それでも現段階で結構ワイワイ楽しめるんで、素材は良いと思いますよ。それこそ2020年におもしろくなるんじゃないだろうか。なるだろうか。なったらいいな。俺は好きなんで。
ペルソナ5 ザ・ロイヤル
ここまで変えたらほとんどリメイクだよ。快作です。無印プレイ済みなら逆にマスト。『キャサリン』もそうだけど、アトラスはもしかしてリメイク上手夫(うまお)か?
キャラのセリフはちょくちょく追加変更されてるし、ゲームパートは細々と改修されている。全体的にとにかく快適になったが、その最大の要因はロード時間の短縮にある。で、テンポが良くなったぶん、バトルが楽しくなった。やはり後方互換は悪。でもついでなんだからカレンダーにナイフ刺すやつもテンポ良くしてほしかったかな……。
3学期シナリオは良かった。ラスボスの動機もまあ、悪くはない。けど、とにかく新キャラの女の子が意味不明なくらい薄味だったのと、エンディングが投げっぱなしなのは良くなかった。このへんはもう語り尽くされてるから俺からは以上です。
『P5S』、楽しみですね。
ポケットモンスター ソード・シールド
仮性包茎なのでシールド買いました。
厨ポケ雑に吟味して終わりました。
メタモン厳選には至りませんでした。
図鑑は100超えたあたりで「ヨシ!」してました。
現状、どっちかというと例の掲示板の例の画像群のほうがメインコンテンツです。
最近ブームが落ち着いてしまってて悲しいペコ。
十三機兵防衛圏
ちょっと突貫工事したんやろなと感じる荒削りさがある(クリア後のおまけコンテンツでも制作者の愚痴のようなものが書かれていたりする)が、それを補ってあまりある魅力があるアドベンチャー&SLG。
具体的にどんなゲームかというと、ロマンシングマザー吾輩はシム熱血硬派 I SSSS彼方のウルトラガンパレードシュタインズマクロスメタルギアキラー428異聞録エレクトロスフィアクラウン逆襲のオルタナティヴフォートレス2HOTELアンノウンの旅コパスアンズえもんマギカ8フォーマーズトミッション2です。ネタバレ終わり。
バトルパートほんと最高ですよ。ファンネルぱなしまくってセントリーがっつり設置して放置すんの。いやー気持ちいい。こういうのでいいんだよこういうので。ちなみにラスボスには通用しません。
総じて良いゲームなので、上記暗号は解読せずに一度プレイしてみてくれよな!
Virgo Vs The Zodiac
『マリオRPG』とか『マザー』に影響されましたって公言してるゲーム。それだけで不安感を感じるゲーマーはだいぶ訓練度が高いです。
動くドット絵風のグラフィックはいまひとつ説得力に欠き(皆がメタルスラッグを目指せとは言わんが)、シビアなはずのバトルは結局ワンパターンになる。詰めが甘い。
この手のRPGを何十本もやってて気づいたんだけど、「なんか微妙だな……」ってなる作品にはあるとてつもない共通点がある。それは、”最終的に全体攻撃を連発する戦術になる”というもの。これ、真理の種です。持って帰ってください。
別角度の問題点として、いちいち台詞回しが拙いのがかなり気になった。これは英語そのものがイカれてるのかローカライズがポンコツだったのかはわからない。マルチエンドなのにNG+ないし、もっかい英語で周回するほど優れた作品とは思えないので、真実は闇に放り込まれたままです。
Salt and Sanctuary
今更です。いやなに、ずっとやってみたかったんですけどね。せきろとブラボで啓蒙が極限まで高まったものでね。
すんません、3体目くらいのボスでキレて思いっきり Glitch 使ってエンディング見たのでクリアしたとは言えません。これじゃあ無双シリーズだよぉ~~[アイリスアウト]
いやッ! それでも充分楽しかったッ! 俺が楽しかったといえば楽しかったんだッ! 人間たまには俺つえーやらんとダメになりますよ。
ワールドフリッパー
サイピンことサイゲのピンボール。その実態はピンボールのガワをかぶった激アツカードバトルゲーム。現段階で実装されてる最強のボスが8秒で倒されたりしてる。大丈夫か?
あんまり人気出ない前提だったのかもしれませんが、運営はもうちょっとコンテンツ設計しっかりしてくださいね。あとガチャの昇格失敗演出は今消せすぐに消せ。
総括
2019年、驚くべきことに満点のゲームが2本も世に解き放たれた。『SEKIRO』と『じんるいのみなさまへ』だ。前者は100点、後者は0点である。見方を変えればどちらも満点だ。これは皮肉ではない。
100点。
200点。
0点。
そこで熟考すべき点がひとつある。個人だろうがまとめブログだろうが商業メディアだろうが、GotYはあれだこれだと騒ぎ立てたところで、結局のところゲームに対するスタンス・面白さや楽しさの見出し方は個々人によって違いすぎる。ゆえに共通的な見解の軸を定義しえないということだ。
ならば、いっそのこと「俺のなかで今年一番印象に残ったゲーム」をピックアップして紹介するのが一番誠実なのではないか。なまじ「一番優れていたゲームはこれだ!」なんて言い放つからモヤモヤするのだ。
で、あれば、これは残念なことなのだが、今年一番印象に残ったゲームは『じんるいのみなさまへ』だったと俺は断言する。ゲームという文化・商業・信頼の敗北。プレイしたときの衝撃は、陳腐な表現で恐縮だが、本当に筆舌に尽くし難かった。怒り、悲しみ、絶望、諦観、その他諸々。猛烈に揺さぶられる感情。
『じんるい』を怖いもの見たさや興味本位でプレイすることは、それだけで罪だ。このゲームは存在そのものがなかったことにならなければならない。手にとってはいけない。妖怪や怪異の類、もしくは邪教の経典や異界の核のようなものに近い。冗談抜きの話として、絶対にプレイしてはいけない。これは笑い話ではないのだ。
余談だが、さてでは前向きな方で次点はどれか? となると粒ぞろい、豊作の年だった。パッと思いつくものだけでも『RE2』『風花雪月』『Bloodstained』『キャサリン・フルボディ』『P5R』『十三機兵防衛圏』あたりは自信をもってオススメしたい。つまんねー! って言われたら「それは残念ですね、見解の相違というやつです」で済ませる自負がある。ただ、普通の人間そんなにゲームやってらんねえよと怒られそうだ。
個人的に激動の一年だった。人生を否定するようなこと言い放たれたりしたし(e-Sports認定はしない)。でも、『SEKIRO』と『じんるい』を中心に、秀逸なタイトルをたくさん触れたので、ゲーミングエクスペリエンスとしては豊かだったと確信しています。
2020年は……なんかまあ、うん、スゴいゲームが出るだろ! きっと!